
港町・敦賀の記憶を、ストリートウェアとして未来へ。SEAPORTが服に込める“LOCAL PRIDE”
SEAPORT
SEAPORTは、福井県敦賀市を拠点に、地域の歴史・文化・風景をストリートファッションへ落とし込むアパレルブランドです。敦賀ならではの魅力をグラフィックで表現し、Tシャツやキャップなどの企画・販売を行っています。
福井県敦賀市から生まれたアパレルブランド「SEAPORT」。敦賀の海、港、自然、食、街に残る文化を、現代的なストリートファッションへと落とし込んでいます。観光土産ではなく、地元の人が誇りを持って日常で着られる服をつくる。SEAPORTが目指す、新しい地域ブランドのかたちをご紹介します。
背景・きっかけ
敦賀には、海や港の風景、氣比の松原、敦賀真鯛、地域に根付く農産物など、デザインの題材となる魅力が数多くあります。
しかし、それらが若い世代の日常やファッションの中で表現される機会は、まだ多くありません。地域を題材にした商品は、お土産として分かりやすいデザインに偏りやすく、地元の人が普段から格好よく着られる服は少ないと感じていました。
「敦賀に住んでいることを、もっと自然に、格好よく表現できるものをつくりたい」
その思いから生まれたのが、敦賀発のストリートブランド「SEAPORT」です。
ブランド名には、さまざまな人や文化が行き交う“港”のように、敦賀から新しい価値や表現を発信していきたいという意味を込めています。
課題・問題
地域をテーマにした服をつくるうえでの課題は、「敦賀らしさ」と「ファッションとしての格好よさ」を両立させることでした。
地域性を前面に出しすぎると、観光土産のような印象になってしまいます。一方で、デザイン性だけを追求すると、どこにでもあるストリートウェアになり、敦賀から発信する意味が薄れてしまいます。
また、立ち上げたばかりの小さなブランドには、知名度も販売実績もありません。商品をつくるだけでは存在を知ってもらえず、敦賀の魅力やデザインに込めた物語まで伝える必要がありました。
「なぜこのモチーフなのか」「なぜ敦賀でブランドを始めたのか」
服そのものだけでなく、その背景まで含めて届けることが大きな課題でした。
解決策・アプローチ
SEAPORTでは、敦賀を象徴する風景や文化をそのまま描くのではなく、一度分解し、ストリートファッションとして再構築しています。
敦賀の海や港、夜の松原、敦賀真鯛、地域の農産物などをモチーフにしながら、グラフィック、配色、シルエットに現代的な解釈を加えています。遠くから見れば一着の格好いい服として成立し、背景を知れば敦賀とのつながりが見えてくる。そのバランスを大切にしています。
さらに、商品写真やLOOKの撮影では、地域で活動する人や公募で集まったモデルにも協力してもらい、敦賀の街や港を舞台に発信しています。
商品を販売するだけではなく、地元の人が参加し、地域の物語を一緒につくっていく。SEAPORTは、服を通じた小さな地域プロジェクトとして活動を続けています。
PRポイント
・敦賀の海や港、氣比の松原、地域の食や文化を、現代的なストリートファッションとして再構築した敦賀発のアパレルブランドです。
・観光土産ではなく、地元の人が日常で格好よく着られる服を目指し、「敦賀らしさ」とファッション性の両立を大切にしています。
・商品撮影やLOOK制作では、地域で活動する人や公募で集まったモデルにも協力してもらい、敦賀の街や港を舞台に発信しています。
・服を販売するだけでなく、地域の店舗、職人、アーティスト、モデルとつながりながら、敦賀でしか生まれないカルチャーを育てていきます。
・敦賀を知らない人が服をきっかけに街へ興味を持ち、地元の人が敦賀に誇りを持てるブランドを目指しています。
ビジョン・今後の展望
SEAPORTが目指しているのは、単に服を販売するブランドではありません。
敦賀の風景や文化を新しい表現へと変え、地元の人が誇りを持てる存在になること。そして、敦賀を知らなかった人が、服をきっかけにこの街へ興味を持つ流れをつくることです。
今後は、地域の店舗、職人、アーティスト、モデル、企業などとのコラボレーションを広げ、敦賀でしか生まれない商品や体験を形にしていきます。
「敦賀には何もない」ではなく、「敦賀だから生まれるものがある」と伝えたい。
港町から始まった一着が、人と街をつなぎ、新しい敦賀のカルチャーになっていく。SEAPORTは、地域に根を張りながら、全国へ届くブランドを目指します。
